36話~41話あたり。
気付く人はすぐに気付きそうですが…
これにも人の本質は隠されています。
表面だけの親子愛、友人同士の思いやりなどではなく、
その裏ですね。
ルンが「いい気味」と心の中で思ったのは、
これも本質。
これを美化してしまうと偽物かなと…
で、しんみりと語る先生や、我が子を思う感じの親、友人を思う感じのクラスメイトが、
哀し気に語ってますが、
本質は幸福感も得ています。
美化しないで言うとそうですね。
犯人許せない気持ちもあるものの、実際は自分の身ではないので、
あんな風に言えると…
自分の身ほど子供を想ってはいないと、
中には自分の子の不幸やクラスメイトの不幸を貪ってる連中がほとんどかなと…
これでも「家族愛」だの「友情」だの信じてしまう人がいたら、
まだまだ人生甘いかなと…
「全員そうではない」言う人もいそうですが…
ルンはこの勝負に勝っていますが、
ああいったものを見て自分の気持ちも知って、
ああもいとも簡単に、周りの友人などが貪ろうとする可能性も秘めていると、
知るんですね~…
で、同時に自分の親や友人なども本質はああいった連中と変わらないと、
分かるんですよね。
これは実際の事件の家族などの反応をもとに描いた話でもあります。
そう思うと、本当に心から相手を思いやれる人という関係…
そういうのは一握り…いや、いるかいないか…
個人的にはエルトをそうしたいと思ってはいるものの、
彼はまだ甘いところもあったりと…
個人的には一人の人間を愛するとなると漫画羽根刃本編のレイルでないと駄目ではないか?
あのくらいでないと…
と思いますね。
レイルが複数の人間を愛そうとすると分散されるでしょうし、
あと、最後実の家族が死んだあと、漫画を読んでいれば分かる通り、
特にルンが不幸になることはありません。
とんとん拍子にうまく行きます。
この漫画はルンが主人公なので、
なにかを期待するようにニコで変なコメ付いてはいたけど、
そうはなりません…残念!でしたか?
自分はこれが正解だと思います。